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THE HOLY BIBLE

ロンドン振り返り(3) DELPHIC @ EWER STREET WAREHOUSE 2010/10/29

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失意からの復帰を果たすべく、風邪気味な状態に負けずと翌朝はロンドン行くときは必ず行ってるROUGH TRADE WESTへ。
その前にホテルで観てたBBCにニッキーが生出演して、ロンドンの延期をわびつつニューシングルの宣伝してるではありませんか・・・
滞在中他にもエルトン・ジョンやら、レイ・デイビス、ジェームス・ブラントなんかも出てまして、なんだか根拠なくすげぇなと思ったり。
話を戻してROUGH TRADE WESTは店は狭いですが、調べがいのある商品数と昔ながらの店の良さの象徴と思える雰囲気が、私にとって現在最高のCDショップとなっています。
ラフトレは周囲の客への配慮さえあれば、全商品試聴もできますし、店員の詳しさもハンパではありません。
すでにEASTでも結構買ってたので、古いものとEASTに無かった新譜をいくつか購入。
その買い方が気になったのか、店の女の子が滞在中にライブでも行くのかと聞くので、元々はMANICSを観にきたけど、こうなったのであとDELPHICを今夜という話をしまして、「DELPHICはいいね、それは楽しみでしょう。MANICSは残念だけど、きっといいこともあるから。」と励まされてしまいました。
後にも先にも初対面の店員にこんなこと言われることはもう無いでしょうね。
でもおかげでか、なぜかホテル戻って体調が一気に回復という不思議。

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そうして、DELPHICに気持ちを切り替えて、深夜のオールナイトイベントだったので、当初HPでは出演予定が1:00amとなってたので、まぁ23時くらいに行ってDELPHIC終わったら帰るくらいかなと思い、テムズ河南側まで行ったのですが、会場発見までに超苦労。
もともとTATEが近くてこの界隈には何度も行ったことがありましたが、どう考えてもライブやれるようなハコを知らずで通りの名前を頼りにと思いきや、Ewer Streetにはそれらしきものは無く、再度HPを見たらハコの名前の通りではなくGreat Suffolk Streetだと判明。
幸いそれほど遠くなかったのですが、それでも会場が見つからず。
それもそのはず、鉄道高架の下にとりあえず壁だけつけましたという感じの倉庫みたいな場所。
セキュリティスタッフらしきごついオヤジが見えたから良かったものの、この入り口だけ見ても本当にそれかすらわからない場所でした。

で、ひとつ問題だった出発前にチケット受け取れずという事件ですが、出発前にこんな直前に発送して受け取れるわけねぇだろコノヤロー的なメールを送ったところ、購入完了通知メールをプリントして持ってきてくれというので、持って行ったら、この会場に来ている人はかなりそういう人が多く、いったいどうなってんだと、このいい加減さにあきれた次第です。

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入り口でかなり入念なボディチェックを受けまして、ふと入り口みたらこんな表示が。
こりゃやばそうな雰囲気じゃねぇか?と一瞬不安になりましたが、まぁ向こうのクラブなんてどこもこんな感じなのでと入っていきました。

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タイムテーブルを見たらこの時点ですでに30分DELPHICの時間が違うことが判明。
まぁクラブ来たと思って楽しむかと、かなりの混み具合のRoom1にいました。
完全に仕事切り離して来ていたこともあって、そうすると楽しめていいものですね、当たり前ですけど。
ロンドンでのクラブは久しぶりでした。
そりゃ行ったのも4年ぶりですから当たり前ですけど。

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Room1がこんな感じで、サイズ的には恵比寿のリキッドを奥行きを倍にしたくらいでしょうか。
本当にただ高架下そのままなんですが、音はこれが結構いい響きなんですよ。

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Room2はかなりこじんまりしていてこんな感じ。
そうしてドリンク飲んだり、Tシャツ売り場であれこれとDELPHICについて語り(というほど英語できませんけど)、DELPHICを待ちました。

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ふと会場に目をやるとこの表示。
これがそのまま名前になっていたのですが、確かにEwer Streetはここまでつながっていたのが、線路でつぶれたんだなという位置関係でした。
でもこんな表示中にこねぇとわからないじゃないかと思ったりもしましたが…

そして肝心のDELPHICですが、凄まじい混み方で身動きできないくらいでしたし、なんせでかい人たちに囲まれ窒息こそしなかったものの、全くステージ見えずで音だけの楽しみ方。
横で明らかにマリファナと思わしきものを吸ってる連中にややハラハラしながら、ライブのほうはというとやはり素晴らしかった。
アルバム1枚だけのバンドなので当然過去のライブと選曲も変わらないわけですが、「Sanctuary」が「Counterpoint」の前にプレイされて大興奮。確か日本での過去ライブではプレイされていなかったと記憶しています。
なぜあの曲がアルバム入らなかったのかと不思議なんですが、日本盤もボーナストラックみたいですしねぇ。
とにもかくにも、素晴らしいライブを堪能し、わざわざ来た甲斐もあったなとここで実感しました。
DELPHICはくどいようですが今年アルバムデビューで一押しのバンドです。
テクノでもロックでもファンを獲得できる非常に特徴的な音ですが、なぜにもっと売れませんかねぇ。
今後もどんどん活躍してもらいたいところです。

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で、チケットなんですが、帰宅してみるとこうして29日に到着とか。
おい、当日に到着でどうするという話ですよね、まったく。
私同様に連絡を入れていたであろう多くの購入客リストを入り口でチェックしていましたが、そんな面倒なことしなくて済むようにさっさと送れよと思わずにいられません。
そしてこれ見てりゃもうちょっと場所探しやすかったのに…
まぁちゃんと中には入れましたし、安全にホテルまで帰れましたので、結果良かったのですが。
そんなこんなで3時過ぎにホテルに戻りましたが、キーを受け取る時に「Good Morning」と言われました。
外は真っ暗でハロウィンで一騒ぎしていた連中が徘徊しているような状況で、おはようと言われても理解できず、もしや「こんな遅くまで遊んでいい身分だな」という意図だったのではと思い返したのでした。

とりあえず音楽関連はこのくらいでしょうか。
フットボール編はまた別途ということで…
by yo4san | 2010-11-02 23:39 | Comments(0)
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