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THE HOLY BIBLE

20年の道のり

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今日は期間限定公開となっているPEARL JAMの20年を振り返る映画「PEARL JAM TWENTY」を観てきました。
なんだかずいぶん久しぶりに六本木行ったような気になりましたが、そりゃオフィスが変わったせいでしょうかね、一番の理由は。
映画のほうは、バンドの結成までの振り返りから始まり、その成功と、苦難、そして現在に至る転機など、彼らのライブ映像を挟みながらの構成です。
大ブレイクを迎えた時期、NIRVANA、ALICE IN CHAINS、SOUNDGARDENといった他のシアトルバンドには夢中だったのですが、どうもこのPEARL JAMは当時苦手でした。
映画の中でインタビューに答えるカート・コバーンの批判にもありましたが、コマーシャル過ぎた作りが、シアトルという盛り上がりに上手く乗ってきた印象だった気もしたり、あまりお金も無かった時期なのでそんなにたくさんのバンドを聴けなかったから優先順位も低かったというのもあったのですが、情報としてチケットマスターとの闘争だったり、ロスキルドフェスの件はよく記憶していました。
今でこそ彼らの音楽も楽しんでいる私としては、ずっとリアルタイムに共に過ごしたと言えるほどの距離ではありませんでしたが、その道のりがクリス・コーネルやバンドメンバーから語られるのはとても新鮮だったし、音楽への実直さと、ひたむきな姿勢というのが直球で受け止められました。
カート・コバーンとエディー・ヴェダーが抱き合うシーンはとても印象的でしたし、自分らしさというのを貫く姿には敬意を表したい作品でした。
そのサントラにはライブ音源は容赦なくリリースするこのバンドながら、映画のライブシーンとして使われたものが入っていて、まだ「Ten」発売前でバンドで2回目のライブからのテイクとなった「Alive」など貴重な音源だらけと言えますね。

さて、明日からまたがんばりますか。
by yo4san | 2011-10-17 00:32 | Comments(0)
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