さすがに3日連続のAlbart Hallも写真が同じに見えますが、今日は本当に奇跡のような一夜でしたので、ざっと速報的に。
今日だけは全席シートでスタンディングは無し。
それで想像より遥かに前の好条件で観れました。
まずはグリフで、いつもながらの雰囲気で登場しアコギ一本でというのは、最近のソロでは定番の方法で、暖かみのある声に本当に癒されたオープニングです。
例のボードもおなじみで日本語版しか観ていませんでしたが、やはりどこでもやってるようです。
わざわざ作らなくてもしゃべればいいのにというのもこの人らしいと言いますか。
こうしてそそくさと帰って行く様も愛嬌があって最高でした。
今日はこのあとの段取りのせいかメインアクト前ではなく、ここで登場のノエル。
このあとのデーモン&グレアムの呼び込みでは、ポール・ウェラーも来ると言って会場は大歓声。
まずは二人で登場のデーモンとグレアム。
再結成後に生で観るのはこれが初めてなので、私はこれだけでも感動の涙のシーンです。
ちなみにこの日3月23日はデーモン・アルバーン45歳の誕生日でもありました。
2曲目にポール・ウェラーを呼び込むも、見慣れないオッサンがいて、この人がボーカルでした・・・
誰か知らずすみませんが、ポール・ウェラーがキーボード、グレアムがドラムという変則ぶりも、まさかこのまま・・・と一瞬焦っていた時でした。
あとでわかったのがこのオッサン、アメリカの詩人マイケル・ホロヴィッツらしく、過去blur再結成後にレコーディングをしたはずの人でした。
でも・・・出てないですよね、たしか。
ノエル登場で会場は絶頂に。
ポール・ウェラーをドラムに、3人並んでの「Tender」ではないですか!!
blurでもとびきり大好きな名曲を、まさかのこのメンバーでプレイ。
大合唱だったのは言うまでもありませんが、本当に大興奮、大感動の奇跡のシーンでした。
そしてメインアクトのノエル。
ソロでのライブのいつものセットリストと大きくは違いませんでしたが、日本定番の「Whatever」はなくて、「Lord Don't Slow Me Down」、アルバム未収録となっている「Alone on the Rope」が初めてプレイされました。
(アンコールの内容も今考えるとかなり渋いですが。)
さすがロンドンで観るノエルはオーディエンスの盛り上がりが日本の5割増しという感じで、ソロ曲でも合唱が起こる一体感。
OASISをロンドンで何度か観ている私が、当時を感じたほどの存在感。
やっぱり別格なんですねぇ。
ノエルのほうではゲストはなく、最後はお約束の「Don't Look Back In Anger」でしめられまして、それはもうすごい合唱でした。
今日はおそらくステージ裏側まで客席を開けてましたが、ずっと背中しか見えない位置の人もいたでしょうが、完全にソールドアウト。
このイベントの人気もさることながら、やはりラインナップが素晴らしいのと、こうしたコラボも期待してのことなんでしょうか。
私はとにかく「Tender」が凄すぎて、本当に奇跡を目撃したような未だにフワフワした感じだったりします。
明日はロンドン入りして初のライブ無しの日(今回はこれが非常に少ない)でもありますので、この余韻に浸りつつ、街をブラブラしようと思います。
連日めちゃくちゃ寒いですけど。。
(It's Good) To Be Free
Everybody's on the Run
Dream On
If I Had a Gun...
Fade Away
The Death of You and Me
Freaky Teeth
Wonderwall
Supersonic
(I Wanna Live in a Dream in My) Record Machine
AKA... What a Life!
Lord Don't Slow Me Down
Alone on the Rope(First Time Live)
Half the World Away
AKA... Broken Arrow
A Simple Game of Genius
(Stranded On) The Wrong Beach
-encore-
Shout It Out Loud
Digsy's Dinner
Don't Look Back in Anger