10月2本目はTRAVISでした。
六本木でのライブも久しぶりでしたが、この日は後輩仲間と3人でというかチケットは自分が取っているので手前からのやりとりなど色々あるわけですが、それもこれも正常化したからこそだと思い、整理番号が31番ととても良かったので気合い入れて開場待ちしました。
どうにかアンディ側の上手でぎりぎり最前列を確保できて視界良好で楽しみも増しました。
久しぶりのフランの見た目はスーツになぜかキャップというあたり、毛量の問題を気にしているのではと推察されはしましたが、とても元気そうで自然とアットホーム感が出てくるバンドです。
アルバム「The Invisible Band」の再現ツアーなので、アルバムのトラックリスト通りのSingから展開していきます。
これまであまり気にしたことがなかったと言ったら彼らに失礼なのですが、一番前にいて細かい動作も見れたことで、いかに細かい仕事から繊細な音がならされているか目の前で確認できたし、アンディの役割の大きさも再認識できるステージでした。
バカ売れしたアルバムそのままプレイされますから、それはもう満足度の高い時間が続きます。
コーラスも含めメロディの良さは相変わらずで、リイシューでのBOXセットももちろんチェックしていましたが、このタイミングでの来日に本当に感謝しました。
この前の週末に風邪をひいてしまい、発熱に厳しい世の中になった昨今、体調悪くなるとライブにも行けないということで不安に落ち込んでた1週間前が吹き飛ぶ充実感です。
第2部的にヒットソングパートとなりまして、ここからのテンションの上がり具合もすごかったですが、バンド史を振り返りながら初期のエピソードで笑わせることもあれば、バンドクルーで重要な友人がこのコロナ禍に亡くなった話など年齢的にも現実感のあるしんみりする話も含めフランとともに自分も重ね合わせての濃密な時間となりました。
で、なぜか最後の最後にAC/DCのBack in Blackをプレイ。
この選曲に驚きますが、なんやかんや貴重な体験だと思いますので賑やかに終えた来日公演となりました。
次の新作はいつ頃になりますかね。
終演後、せっかく最前列にいましたので、スタッフにセットリストくれ〜〜〜と頼んだところ、なんとなく無反応。
これは無理か?と思いかけた時に、その人がわざわざ袖に戻って自分用だったものを持ってきてくれました。
となりの女性に無言で横から奪われかけましたが、そのスタッフの人が自分を指名して渡してくれて無事獲得です。
ただ、この1部のアルバムのほうのパート、紙が前日の名古屋のものの再利用でした。笑
まぁトラックリストは同じなのである意味レア体験で良いのですが、この2部のほうは実際の内容とやや異なっていて、Butterfliesはこの日プレイされていなくて、Selfish Jeanとなっていて、アンコールにあるVillage Manではなく、U16 Girlsがプレイされていたりします。
そんなこともありつつとても記念になりました。大事に保管したいと思っています。
ライブ後せっかくだから飲んで帰ろうということになり、昔よく行ってた中華屋で振り返りに盛り上がりました。
こうした生活、本当に待ち焦がれていたものでした。