最終日は時折曇りがかったとはいえ、結果的にほぼ晴れが続いた苗場開催ではとても珍しい天気に。
この日の最初はREDでのHOWLERから。
過去2回観ていましたが、このバンドは本当に期待しています。
トラディショナルなギターロックでありながら、格好良さがわかりやすいというか、こうしたロックはずっとあってもらいたいバンドです。
WHITEくらいのサイズでもいけたように思いましたが、パワフルなライブでした。
そしてこの日はRADIOHEAD対策というわけではないものの、ほぼGREENでのんびり。
井上陽水も目撃し、「次の曲は新しいリズムです」というから何かと思えば「リバーサイドホテル」!!
往年の名曲群がとても盛り上がりましたね。
「ありがとうサンキュー」と繰り返されましたが、「川沿いリバーサイド」みたいなものでしょうか。
そしてJACK WHITE。
なんとバンドメンバー全員女性で、全員ライトブルーの衣装で登場。
WHITE STRIPESの曲もプレイされましたが、ジャックのギターは相変わらず印象的でした。
これからもブルーの展開なのでしょうかね。
ELVIS COSTELLOをはさみ、ついにきましたRADIOHEAD。
それはもう圧巻の完璧なパフォーマンスでした。
ドラム2名体制となっての再現性は素晴らしく、近年の楽曲が中心になる展開も、要所にクラシックを織り交ぜる構成でした。
ちょっと遠目に観ていたので、スクリーンはかなりアートな使い方だったため、あまりステージ上の詳細が見えませんでしたが、もうこのバンドは完全に独自の世界を完成させましたね。
以下RADIOHEADのセットリストです。
LOTUS FLOWER
BLOOM
15 STEP
WEIRD FISHES/ARPEGGIO
KID A
MORNING MR MAGPIE
THE GLOAMING
SEPARATOR
PYRAMID SONG
NUDE
STAIRCASE
THERE THERE
KARMA POLICE
MYXOMATOSIS
FERAL
IDIOTEQUE
-encore-
GIVE UP THE GHOST
YOU AND WHOSE ARMY?
PLANET TELEX
THE ONE I LOVE / EVERYTHING IN ITS RIGHT PLACE
RECKONER
-encore2-
BODYSNATCHERS
PARANOID ANDROID
こうして今回のFUJI ROCKは終わりとなりました。
写真は何度も食事で通った苗場食堂ですが、ずっと好天に恵まれつつ、RADIOHEAD終了後に帰っていく間にちょっとだけ雨が降りました。
なんとなく寂しく、そして素晴らしいライブの連続、充実した時間を振り返るには印象的な夜でした。