
Teenage Cancer Trustもついに最終日、7日間中4日間を観た事になりますが、ラストはPAUL WELLERです。
実はまだFOALSの単独でRoyal Albert Hallには来ますので、Royal Albert Hallがこれで終わりではないのですが・・・
で、チケットがBOX OFFICE預かりでしたので、そのメールには19時開場と書いていたのに、現地について券面見たら18:45Openとあるじゃないですか!
これで微妙に出遅れて最前列とはいきませんでした。

まずはPALMA VIOLETS。
ホステスのイベントで今年観たばかりですが、やっぱりカッコ良かった!
ロックたるもの、こうした激しさや若さあっての勢いも重要だよなと痛感します。
今年はとにかく注目かつ絶賛しているので、ぜひ爆発してもらいたいバンドです。

このフロント2名の華やかさは、それこそTHE LIBERTINESを引き合いに出したくなりますが、今日の客層はかなり年齢が高め。
おかげでこのバンド自体知らないオーディエンスが凄く多かったように思うのですが、前方はハゲやらデブやら白髪のオヤジ達ばかりだったので、それは反応の悪いライブになってしまいました。
ライブそのものは、東京で見たよりもさらに素晴らしくまとまっていたし、このカッコ良さが遺憾なく発揮されていたと思うのですが、ちょっと客層が違いましたね。
みんなポール・ウェラーだけ見にきてたみたいで。

今日はシャーロットではない女性をつれて登場のノエル。
ポール・ウェラーのことを「neighbour」という表現を使って呼び込んでいました。

昨年10月に東京で何度も観に行っただけあり、インターバルがこれまた短いので、バンドメンバーもみんな見覚えある人たちばかり。
でもパフォーマンス的にはかなり気合いの入ったぐいぐい行く感じが全面に出ていました。
PALMA VIOLETSではアウェイ感のあった客もこの時になって結果オーライの出来事が。
やはり若者が少ないので前方にいても、そうそう人にぶつからずに済み、2列目から非常に快適に見れます。
最終的にはするすると一番前に出れたので、会場入りのハンデは問題にならず済みました・・・

デーモン&グレアムの時よりカジュアルな出で立ちのウェラー。
その姿全てがオーラに包まれていて、圧倒的な存在感です。

アコギに持ち替え「Wild Wood」のウェラー。
この曲までかなりノンストップでアグレッシブな展開だったので、
一度一息ついてというタイミングでした。

キーボードで「Dragonfly」のウェラー。
どんな楽器もさまになります。

「Study In Blue」のウェラー。
ゲストヴォーカルも入っての熱唱です。

ピアニカのウェラー。
これすらも自分の一部にしてしまいます。

ハンドクラップを誘うウェラー。
もちろん素直に乗ります。

結果的に2時間以上プレイし、アンコールは2回で最後にTHE JAMの「That's Entertainment」でしめとなりました。
ということで、終演後いただいたセットリスト見てみると・・・やっぱり変えてますね、順番も。
前回来日もそうでしたが、その場の流れで臨機応変に対応しているということですね。
誰がチェックに使ってたのか知りませんが、塗りつぶされているのは、これ終わったというチェックなんでしょうか。
非常に見にくいながら、これもある意味記念です。
そんなこんなでTeenage Cancer Trustもこれで終了となったわけですが、本当に素晴らしいアクト、素晴らしいハコで存分に楽しめました。
チャリティイベントの側面として成功しているのかは知りませんが、これで13回目ということですから、一定の成果になっている証拠でしょうね。
今年はノエルがキュレーターだったからこそ、これだけの規模になったと思うのですが、大物連発のこの期間、素晴らしい体験となりました。
PAUL WELLERのセットリスト追記します。
Private Hell
Kling I Klang
Blink And You'll Miss It
My Ever Changing Moods (The Style Council song)
Fast Car/Slow Traffic
That Dangerous Age
Sea Spray
The Attic
Wild Wood
The Weaver
Porcelain Gods
Dragonfly
When Your Garden's Overgrown
Brand New Start
Study in Blue
7&3 Is The Strikers Name
Peacock Suit
From The Floorboards Up
Woodcutter's Son
Whirlpool's End
-encore-
Dust And Rocks
Just Who Is The 5 O'Clock Hero?(The Jam song)
Foot of the Mountain
-encore 2-
That's Entertainment(The Jam song)