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THE HOLY BIBLE

ヨーロッパ振り返り(オープニングアクト)

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すっかり7月に入ってしまい忘れてしまわないうちにということで先月のヨーロッパツアーでのメインアクトはタイムリーに上げてますので、オープニングアクト陣を振り返りまで。
最初はパリのPRIMAL SCREAMの前でしたRYDER THE EAGLE。
見た目クリス・コーネル風なヴォーカルで、物販もあったのでそこそこのキャリアはあるんだと思いますが、如何せんピンとこないバンドでした。
どうもヴォーカルだけ浮いてるといいますか、どこにオリジナリティがあるのかこのライブでは感じずというところで、客のノリも非常に悪かったバンドで、ヴォーカルは客席降りて歌ったり、そこにいた女性と踊ったりとやぶれかぶれかと思えるパフォーマンスに失笑してしまいました。。

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ウィーンでのCOLDPLAYには二つありまして、後方から観ていますのでスクリーンで確認ですが、これは最初のLYVESですね。
このバンドはまずまずな感じだったのですが、このCOLDPLAYまでの待機時間はとにかく日差しが強くて、Cステージ周辺で座って観てたところ、このあとのTOVE LOで寝落ちしまして、ほぼ記憶がありません。苦笑
長いツアー期間こんなこともありますよという言い訳の日でもあります。。

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ロンドンに入ってRIDEのオープニングアクトのNOVELLA。
これはその場まで知らないバンドでしたが、WARPAINTっぽさがあるといいますかポストパンク的な感触が良くて、終演後にギターの子が物販にいたので、レコードを買って帰りました。RIDEの興奮もあっての日でしたが、若手バンドはこうして目の前で見るといろいろ感じるものですね。
曲間でドラムがベースの子にセットリストを指差して次はこれと教えてる光景が面白かった。
もっと経験することで良いバンドになってもらいたいと思います。

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THE STRYPESのオープニングアクトになりまして、最初がこのSASHA ADAMCZEWSKI。
やけにブルージーなヴォーカルなんですが、音と見た目がまるで合ってこないといいますか。若いのにデブという時点でもっとどうにかすべきと思うものの、それほど印象に残る曲もない上にやけにドヤ感だけは強くて空回り感が全開で印象的でした。
終了後前列の女子(客層がとにかく若いので子供かという年齢です)に名刺をヴォーカルが配ってて、こりゃきついなと思った次第です。
ベースは見た目どっかのメタルバンドにいれば相当人気でそうな若者でしたが、なぜにこのバンドなんだろうかと不思議に感じました。

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二つ目がこのMAN AND THE ECHO。
そこそこ経験が長いのもあり認知度も高く、盛り上げでいうとその前が酷かったので対照的なほど安定感ありました。
なんならTHE STRYPESよりベテランだと思いますので、チャンスさえつかめばというところなんだと思います。

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BELLE AND SEBASTIANのオープニングアクトになり最初のHONEYBLOODです。
BELLE AND SEBASTIANのステージにもヴォーカルの子が登場しましたが、ドラムと二人組でTHE WHITE STRIPES方式でしょうか。
二人で名前からはその前日に観たROYAL BLOOD風とも言えますが、ソングライティングはまだこれからという感じにも思いますが、チャレンジングなスタイルだと思いますので今後でてくるか待ちましょう。
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こちらは二組目のSNOW CLUB。
そこそこのキャリアになってると思いますしリリースも多いと思うのですが、観たのは初めて。
印象としてはなぜこの二人の組み合わせなのかなと。
ヴォーカルとしてはそれぞれ歌もうまいし、それぞれソロでやる曲を交互にみたいな時間帯が多いので、好きにやれば良いのにと。
特に女性のほうがステージ度胸はあって、MCのレベルや間の持たせ方は圧倒的に優位でしたから、もっと女性立てるなりするとかあると思うのですが。

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THE SKIDSのオープニングアクトはTHE VAPORS。
こちら相当のベテランですから、むしろやってたのねという領域だったりすると思うのですが、もちろん観たのは初めて。
往年の名曲なんでしょうから要所で合唱レベルでした。
とはいえ自分にはリアルタイム感もないので(それはTHE SKIDSも一緒ですが、パンクは別扱いというのもあり。。)、貴重な機会だったかもしれません。
そうそう日本に来ることはないでしょうから。。。

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THE STONE ROSESのオープニングアクトになりウェンブリーなのでそれはもうステージもデカいわけですが、最初がTHE G-O-D。
賑やかなメンバーだし、マッチョなロックやりたい感じはわかるのですが、売れない感じもわかるという感覚がありました。
色々と噛み合ってない感じですが、ヴォーカルがきっとやりたいことやってこうなるんだろうなと。

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つづいてがSLEAFORD MODS。
観たのは初めてでしたが、こちらはそこそこ知られていると思いますからファンも付いているのですが、ジョン・ライドンにヒップホップやらせてたら、こういうの作るかもしれないなという音と声の印象でした。
音の担当がこの写真の通りPCのプレイボタンを押して以降はただビール飲んでるという状態が、二人ででて来る必要すら感じませんでしたが、ヴォーカルはもちろん聞き取りきれないまでも当時メイ首相批判も強いタイミングでしたのでそんなことも織り込みつつのステージでした。
ただ、この時間帯はこのパフォーマンスよりもステージ下手側の最前列にいた、白くておデブな青年が熱狂的なファンらしく、最初から最後まで歌いながら大盛り上がりというのが最前列とセキュリティには目立ちまして終始話題に。
ROSESとはまるで違うターゲットだと思うのですが、色々好みはあるものです。

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で、ROSES手前がもうオープニングアクトの必要は実際なくなっているだろうBLOSSOMSでした。
このバンドだけはもう別格感があり、最初から前方ブロックは合唱に入る状態でしたので、チャート2週連続トップになったデビューはインパクトが強かったと思います。
この日はとても暑い日でしたが(おそらく30度超え)、相変わらず涼しげな顔でのパフォーマンスに大物感が出てきています。

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トムはこの白いフレアパンツという見た目もいつぞやTEMPLESをリリース前に観たとき並の独特感。笑
すでに次の作品には相当なプレッシャーがかかると思いますが、ぜひ良い作品作ってまたツアーやってもらいたいですね。
セットリストは下記です。

At Most a Kiss
Blow
Getaway
Honey Sweet
Texia
Blown Rose
My Favourite Room
Deep Grass
This Moment
Charlemagne

ライブ翌日、NMEだったと思うのですが、OASISの「Half The World Away」とWHAM!の「Last Christmas」をカバーした!みたいな記事が出たのですが、実態としては「This Moment」の後だったと思うのですが、本当にワンフレーズだけちょっといれて、トムがあまりの合唱の大きさからなのか、試すために誰でも知ってる曲で「Last Christmas」でもといういれ方した程度でかなり冗談風でしたし、あれをカバーというのはどうなんだろうか。。。という気がしました。

そんなこんなで各オープニングアクトをざっとおらさいまで。

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でこちらがそのオープニングアクト陣の中で今回唯一購入して帰ってきたNOVELLAのアルバムでアナログとカセットテープだけだったのでアナログ盤を買ったら白い限定版だったらしいのとダウンロードコードも付いてましたので便利なセットでした。
サウンドはライブで感じたポストパンクっぽさの感覚でしたし、ポテンシャルを感じますので頑張ってもらいたいですね。





by yo4san | 2017-07-02 21:27 | Comments(0)
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