今回ブリストルに行くことを決めていたので、せっかくなら過去探しても空振りが多かったりで多くみれていないバンクシーのグラフィティをチェックしていこうと思い、ロンドンの空いた時間もバンクシー探しをしました。
こちらメイフェアにあるショッピングカート。
よくこんな場所に侵入して、こんな高さに一晩でやれますよね。。
こちらバービーカンセンターの駐車場エリアにあるバスキアをモチーフにしている作品その一。
周辺を塗装するところアクリル板を貼って保護しているのがわかりますが、それにしても全体的に雑な保護。笑
もうちょっと全体とらえてくれよという。右側消されかかってますからね。。。
同じくバービーカンセンターの駐車場で真向かいにあるこちらもバスキアをモチーフにしている作品。
保護の仕方は小さい分いくらかマシですね。。
過去の作品はテムズ川周辺や一度見たものも消されていまして、あくまで落書きで不法侵入エリアの場合もあるので、そうなることもあるとは思うのですが、ついにこうして保護される時代となったんですね。
ブリストルはさすが本拠地であり、今やブリストル最高に有名人だろう人の作品なのでかなり維持されていたのが嬉しかった。
これはオリジナルの上からさらにペイントされていて、誰がやったのかしりませんが、それでもこうして確認できる状態。
ビルの3階くらいの高さなので、これもどう描いてたんだろうなと。。
こちらはカフェの隣の壁面みたいな場所でしたが、初期で割と有名なものですね。
こちらは住宅地エリアの門にあるフレームに書かれたRAT。
ブリストルの美術館に行ってみたペイントもバンクシー。
こういう部分も寛容な地元な気がします。
これは川沿いにあるM SHEDという博物館的なところに移設された船に書かれたものを切り取って保管中の作品。
どうやって描いたのかさらに謎です。
これは初期でフェルメールの真珠の耳飾りの少女のモチーフ。
これはずっと見てみたかったのですが、M SHEDからかなり歩いた造船所の裏手の何もない場所で、なぜここにという場所でした。。
たまたま東京でももしかしてバンクシーみたいな話がありましたが、ロンドンとブリストルの差も興味深かったし、その時見れるというタイムリー感も重要なんだなと思った次第です。
そういえばグラストンベリーに出演したSTORMZYがユニオンジャックをモチーフにしたナイフベストを着ていて、それがバンクシー作品であることが発表されましたが、あれもメイ政権になって急増するナイフ殺傷犯罪が緊縮財政からの警察官の大幅削減が原因という状況を表現しているものということで、音楽、政治、そうしたもののバランスは日本人はどうにか切り離そうとする動きがフジロックとかでもSNSでは見られますが、ロックは元来反体制的なものであり主張の塊。
日本がどうしてそうなるのかは、そうしたシリアスな側面を敬遠するくらい平和に浸かってる証拠なのか考えることをさせない世の中なのかなと思ってしまうところです。
ブリストルではこのBLOC PARTYのライブを観たわけですが、帰国後発売されたSilent Alarmツアーのライブ盤。
ブリストルでは曲順はバラバラでしたが、このアルバムはオリジナルと同じ順序。
ツアー中どうしていたか追ってませんが、セルフカバー的にも感じる作品になりましたが、どこかひとつのライブではなく、編集しているように思うので、ライブベストみたいなものでしょうかね。
帰国後タイムリーにこうしてまた楽しめて良い作品になりました。