今回のロンドンでのライブ初日となりましたPRIMAL SCREAM。
実はこれだけたくさん来ているロンドンですが、会場としては初めて来たRoyal Albert Hallです。
色々とライブCDやDVDで観ていた会場ですが、東京でいう武道館のような感じで、円形で演劇とかに使うことが多いと思うのですが、ボックスシートが2階、3階とある豪華な作りです。
東京の気候からは驚くほど寒いロンドン。
今日はアリーナスタンディングだったので開場10分前に着いて、最前列を確保。
そのステージあたりから会場を観るとこんな感じになります。
ヨーロッパのハコはどこもこうした雰囲気を持っていますが、とりわけ歴史がありながら豪華な印象でした。
オープニングアクトがEcho & the Bunnymenとはこれまた豪華なメンツなわけですが、日本ではなかなかお目にかかれないバンドだし、イアンはMANICSのアルバムにもデュエットしてたりするので、なんとなく身近な存在。
ベテランらしい風格あるライブで、やっぱりロックっていいよな的な楽しさを感じました。
終わって隣にいた若い女性がセットリストもらっていたので、写真撮らせてもらいました。
このあたり、日本でもそうですが独り占めすることなく親切に対応してもらえるのは、みんなで楽しんでいるからというのもあるんでしょうか。
おかげでこれで復習もできるというものです。
で・・・次はPRIMAL SCREAM!!と思いきや・・・
ノエルが登場しました。
これはTeenage Cancer Trustという若者のガン患者支援で13回目を数えるイベントなのですが、そのキュレーターであるノエルが出演候補をリストアップしたということで、23日のメインアクトでもありますが、イベント趣旨の説明も兼ねて登場となりました。
そしてPRIMAL SCREAMを呼び込み。
21時を過ぎてからの登場ですが、さすが長い人気を誇るバンドだけあり、歓声もすごかったのですが、いきなり新曲スタートの展開。
ベースにマニと代わって入った女の子もこれが初見です。
さすがにマニほど前に出てこないので、控えめながら演奏はなかなかだったと感じました。
アルバムが出てツアーもやればさらにフィットするんでしょうね。
メンバーが全体的に年齢があがっているバンドなだけにかなりフレッシュな感じ。
往年のクラシックに新曲もいれつつ、終盤はお約束の連発。
以前より目線がボビーに集中している気がしましたが、これだけ痩せてふらふらしているこの人なんですが、華があるんですよね、相変わらず。
目の前にずっといたので、表情もよくわかる贅沢な場所でしたが、テレビ用なのか収録のカメラが都度レールで左右に行き来するものですから、時折邪魔臭くなりながらも、釘付けでしたよ。
終わってみて気づいたのですが、ステージ後ろのスクリーンは、合間の広告とライブ序盤に大きくTeenage Cancer Trustのロゴが出る以外はほぼ使われない。
これ以降のアクトでは使われるのでしょうか・・・
PRIMAL SCREAMはセットリストをいただきまして、このような感じでした。
最近では「Accelerator」が入らないのは珍しいなと思ったのと、いくつか入ったニューアルバムの楽曲の新鮮さ。
パンク寄りかと言われていましたが、一聴した感じではロック色は強いですが、スピードがあるわけではなく、ややサイケよりな印象だったのですが、レコードではどうなっているでしょうか。
帰りは小雨が降り始めましたが、寒さも気にならないほどテンションがあがってました。
それにしても楽しかった。
明日は同じくRoyal Albert HallでKASABIANです!!